去る9月19日から10月4日にかけて、楽団創立50周年記念事業として海外ツアーが開催された。
ゲスト・ソリストとしてツアーに同行したアントニオ・ピリコーネ氏(Piano)、コンサートマスター・須川展也(Saxophone)、副コンサートマスター・宮村和宏(Oboe)によるローマでのソロコンサートを皮切りに、イタリア、スイス、ドイツ、トルコの4カ国8公演を行った。
全ての会場で満員の聴衆に迎えられ、首席客演指揮者ダグラス・ボストック氏のタクトの下、本年生誕50年を迎えた作曲家ピット・スウェルツ氏の2つの協奏曲(ウズメの踊り、ウイングス)でソリストのアントニオ・ピリコーネ氏、須川展也と熱演、会場はスタンディングオベーションと大歓声に包まれた。
現代日本を代表する作曲家・真島俊夫氏の「三つのジャポニスム」、松下 功氏の「天の岩戸」はヨーロッパの聴衆から万雷の拍手で賞賛され、欧米の作曲家によるウインド・オーケストラの為の新旧の名作を含む幅広いジャンルを網羅したプログラムは、マエストロ・ボストックが思い描いたコンセプト"音楽におけるヨーロッパと日本の繋がり"を見事に表現できたといえよう。
作曲家スウェルツ、真島両氏を各ホールにお招きし、現代に芽吹く作品の宝庫といえるウインドミュージック(吹奏楽)の分野である事をこのツアーで発信でき、楽団創立50周年記念事業は数々の成功を収めて幕を閉じる事が出来た。
楽団創立50周年を記念するヨーロッパ公演は、ローマでのソロ・コンサートで開幕。
MiToフェスティバルに登場するTKWO、トリノでの初公演に期待は大きい。
イタリア人ピアニスト、アントニオ・ピリコーネ氏との現地共演を実現。
ポルデノーネでのTKWO初共演を、邦人作品の紹介を中心に行う。
第12回ルツェルン世界吹奏楽祭に出演。スイス国内でのTKWOの知名度は非常に高く、ルツェルンでの公演を行うたびに楽団の人気が高まり、前回2005年7月公演も超満員の聴衆で客席が埋め尽くされた。
ドイツ国内においても吹奏楽が盛んなウルムにて、楽団初のドイツ公演を行う。
ピアノ協奏曲の作曲家・スウェルツ氏ご夫妻来場のもと、ピリコーネ氏との共演を行う。
外務省「トルコにおける日本年2010」事業として、管楽器発祥の地へ降り立つ。