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パーカッション142|ティンパニー&パーカッション|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

percussionティンパニー&パーカッション

打楽器を始めて6年経つのですが、半年ほど前にスティックの持ち方を変えました(それまでは中指以下3本の指がスティックから少し離れていたのですが、その3本の指もスティックに添えるようにしました)。
ところが握り方を変えてから、音の響きは以前より良くなったかと思いますが、速打ちができなくなってしまいました。
自分で考えるに、手首の柔軟性が足りないのかなと思うので何か手首を柔らかくするストレッチや練習法があったら教えていただきたいです。ちなみに基礎練では主にSTICK CONTROLをやっています。
それと、1つ打ちでも2つ打ちでも左右で叩き方がかなり違うのも気になっています。何か改善策があれば教えていただきたいです。

直接みてみないと分からないですが、手首の柔軟性というより手首と指(もちろん肘、肩も何かしら連動します。)の使い方の問題かもしれません。 どこかに必要以上に力が入っていたり、指でスティックの動き、弾みを止めてしまっていたり...以前の持ち方の時と何が違うかしっかり観察してみましょう。
力まず『綺麗』に早く動くギリギリのところから短い時間の連打(最初はRL、RLR、RLRL・・・)を少しずつ長くしていく、というのがシングルストロークを速くする練習方法の一つです。ぜひ試してみましょう。

今、お使いの教本、スティックコントロールがまさに左右の差をなくす為の練習に使います。鏡を使ってみたり、よく観察して地道に揃える努力です。 何が違うのか、なぜ違うのか、何が原因かをゆっくり考えましょう。
長年のスタイル、クセを無くすのはとてつもなく大変な事です。それだけ時間も必要です。今まで出来ていた事も最初は出来なくなる事もあります。すべてを一気に直そうとするのではなく、少しずつ少しずつ変化させていく事を心がけましょう。
人の骨格、体つきは人それぞれです。コンピューターのようにぴったり左右対象ではありません。度合いにもよりますが、無理に直そうとしすぎず音楽を楽しむ事を忘れないでください。

秋田孝訓

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