Concerts

HOME > コンサート一覧 > 定期演奏会 > 第122回定期演奏会

Concert Information
コンサート情報

第122回定期演奏会

終了しました
  • 日時

    2015年1月17日(土)
    開演:14:00(開場:13:00)
  • 場所

    東京芸術劇場 コンサートホール
  • 指揮

    トーマス・ザンデルリンク(首席客演指揮者)
  • 曲目

    聖ヨハネ祭の夜(歌劇「ソロチンスクの市」より) / M. P. ムソルグスキー / 伊藤康英 編
    ヴァイオリン協奏曲ニ短調 / A. I. ハチャトゥリアン / 木村牧麻 編
    組曲「展覧会の絵」 / M. P. ムソルグスキー / M. H. ハインズレー 編

    ※都合により曲目等変更になる場合がございます。
  • ソリスト

    石田泰尚(ヴァイオリン/神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスター)
  •   
  • チケット

    ※全席指定、税込
    ※未就学児のご入場はご遠慮ください。
    ※お申し込み後の変更・キャンセルはお受けできません。
    ※公演中止の場合を除き、払い戻しはいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
  • 聴きどころ

    2014年からTKWO首席客演指揮者に就いたトーマス・ザンデルリンク氏の就任後、初共演。前回は2011年2月にショスタコーヴィチ交響曲第5番で共演、実に3年ぶりの登壇です。独自の卓越した解釈を持つマエストロが、得意の「ロシア」音楽でTKWOと真摯に向かい合い、会場を圧倒することでしょう。ヴァイオリン協奏曲には、神奈川フィル・ソロ・コンサートマスター石田泰尚氏を迎え、弦と管の究極のコラボレーションをお届けします。

    トーマス・ザンデルリンクプロフィール
    父であるクルト・ザンデルリンクが、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団の指揮者であったため、ザンデルリンク家の長男としてサンクトペテルブルグで育つ。レニングラード音楽院卒業後、東ベルリン音楽院で指揮法を学ぶ。弱冠24歳で、ハレ州立歌劇場の音楽監督に就任。若くして、ドレスデン・シュターツカペレやライプチィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮する。 当時、トーマス・ザンデルリンクの演奏を聴き感銘を受けたショスタコーヴィチから、自らの交響曲第13番《バビ・ヤール》と第14番≪死者の歌≫を献呈され、ベルリンで初演した。これを機に、ショスタコーヴィチの最後のオーケストラ作品『ミケランジェロ組曲』をレコーディング。このCDがきっかけとなり、レナード・バーンスタインとヘルベルト・フォン・カラヤンのアシスタントを務めた。
    世界各国のオーケストラを指揮しており、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団(NDR)、BBCスコティッシュ交響楽団、ウィーン交響楽団、ケルンWDR交響楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、モントリオール交響楽団、デトロイト交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、ナショナル管弦楽団、ダラス交響楽団、ロイヤル・リバプール・フィルハーモニー管弦楽団等と共演。2000年よりノヴォシビルスク・フィルハーモニー管弦楽団の客演指揮者、2004年よりプーチン大統領の元で創設されたロシア・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者に就任し、ショスタコーヴィチ夫人の招きにより、ショスタコーヴィチ・フェスティバルで彼の作品を初演した。日本では、1992年から2000年まで大阪シンフォニカー(現大阪交響楽団)の音楽監督および首席指揮者、2014年より東京佼成ウインドオーケストラの首席客演指揮者を務めている。
    2006年9月にミュンヘンで開催されたショスタコーヴィチ・フェスティバルでは、マリス・ヤンソンス、ベルナルト・ハイティンクと並んで招待され、バイエルン放送交響楽団を指揮した。オペラ指揮者としても活躍しており、1978年から1983年までベルリン国立歌劇場常任客演指揮者として、モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、ワーグナー、ヴェルディ、スメタナ、ドヴォルザーク、プッチーニ、チャイコフスキー、リヒャルト・シュトラウス等を上演した。この成功を機に、ウィーン国立歌劇場にデビューし、「魔笛」、「フィガロの結婚」を指揮して絶賛された。このほか、フランクフルト歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ハンブルク国立歌劇場にも登場している。
    サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団とは、マーラーの交響曲第6番、フィルハーモニア管弦楽団とはブラームスの交響曲全集をCD録音し、高い評価を受けている。その他、ドイツ・グラモフォン、BIS等より、数多くのCDをリリースしている。

    石田泰尚プロフィール
    神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”として現在までその重責を担っている。これまでに神奈川フィル定期でハチャトゥリアン、グラス、ニールセン、グラズノフの協奏曲を演奏し、そのどれもが好評を博している。またソリストを務めた際はプログラム後半でもコンサートマスターを務めるのをモットーとしている。2008年にはその功績から神奈川文化賞未来賞、2012年には横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞した。また2011年〜2014年にかけて750年の歴史を誇る鎌倉市・建長寺にて無伴奏リサイタルを行い大好評を得る。オーケストラ以外にも2000年より中岡太志(pf)松原孝政(sx)と共に“トリオ・リベルタ”を結成。その新しいスタイルのピアソラ演奏は各方面から賞賛の嵐と話題を呼んでいる。2005年には及川浩治(pf)らと“Bee”を結成。デビュー公演は満席、急遽追加公演が行われた。また、2010年には清塚信也(pf)金子鈴太郎(vc) “Super Trio 3°C”を結成、目でも耳でも楽しめる“トリオ・パフォーマンス”は、活動を広げ各方面から注目されている。ソロ活動に関してもバロックから近現代までの幅広いレパートリーを持ち、近年ではクラシックの枠を越えての活躍も目覚ましく、全国でコンサートを展開している。2014年には自身が主宰となり男性ばかりの弦楽合奏団“石田組”の活動を始めた。使用楽器は1690年製Tononi。
    公式サイトhttp://musiciansparty.jp/artist/ishida/

※出演者・曲目・時間等は変更になる場合がございます。