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129回定期演奏会で共演する2人、第84回日本音楽コンクール声楽部門にて入賞

2015/10/25
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2015年10月23日に開かれた第84回日本音楽コンクール声楽部門で、2016年6月のTKWO129回定期演奏会で独唱を担う城宏憲さん(テノール)が第1位、岡田昌子さん(ソプラノ)が第3位を獲得されました。
おめでとうございます。

http://mainichi.jp/feature/news/20151025ddlk13040051000c.html
http://mainichi.jp/feature/news/20151025ddlk37040249000c.html

ますます東京佼成ウインドオーケストラとの共演が楽しみになりました!


城さん岡田さんと共演する演奏会詳細、チケット予約フォームはこちら
http://www.tkwo.jp/concert/subscription/129.html


城宏憲さん(テノール)

1984年5月30日 生まれ

岐阜県出身。

15歳の時クラシック音楽に出会う。岐阜県立加納高等学校音楽科に入学し、声楽を石井富蔵氏に師事する。

在学中には清水修作曲、歌劇≪セロ弾きのゴーシュ≫タイトルロールに抜擢され、18歳でオペラデビュー。卒業時にダンテ伊藤賞を受賞。

その後、東京藝術大学音楽学部声楽科へと進学。声楽を鈴木寛一、ジャンニコラ・ピリウッチ、林康子の各氏に師事する。在学中ピリウッチ教授によってテノーレ・リリコ・スピントの素質を見出され、レパートリーをヴェルディやプッチーニのオペラ作品へと広げる。卒業時にはアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。卒業後は新国立劇場オペラ研修所へと研鑽の場を移し第10期生として名を連ねる。3年間に及ぶオペラ研修所在籍時に、声楽をマルチェラ・レアーレ、ジャンニコラ・ピリウッチ、基礎演技をローナ・マーシャル、デイヴィッド・エドワーズの各氏に学ぶ。また、3年次のイタリア研修(ボローニャ)では、世界的なピアニスト、ヴィンチェンツォ・スカレーラ、パオラ・モリナーリの各氏のマスタークラスを受講し世界の音楽に触れる。

 オペラ研修所修了後は、平成22年度文化庁新進芸術家海外研修制度にてイタリア(ジェノヴァ)へ留学し、テノール歌手アルベルト・クピード氏のもとで約2年間研鑽を積む。

 2012年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本20周年記念スペシャル・コンサートへの出演を機に帰国。ベートーヴェン作曲≪合唱幻想曲≫テノール第一ソロを務め、サイトウ・キネンオーケストラと共演。コンサートソリストとして華々しいデビューを飾る。オペラの分野では、帰国後の再オペラデビューとなった渋谷シティオペラ「カルメン」ドン・ホセ役(2014年7月)をはじめ、ムジカーザ「ラ・ボエーム」ロドルフォ役(2014年10月)、足利オペラリリカ「ノルマ」(指揮:菊池彦典)ポッリオーネ役(2014年11月)、日本ヴェルディ協会「ヴェルディマラソンコンサート」(同11月)等に出演。今後も、東京芸術劇場「メリー・ウィドウ」カスカーダ役、首都オペラ「トゥーランドット」カラフ役(2015年9月)等、オペラ・オペレッタ作品を中心とした出演が決まっている。

第42回イタリア声楽コンコルソ、シエナ大賞受賞。

第49回日伊声楽コンコルソ、第82回日本音楽コンクール入選。

http://jo-hoohoo.jimdo.com/


岡田昌子さん(ソプラノ)

香川県出身。高松第一高等学校音楽科卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科および同大学院修士課程オペラ科修了。声楽を林康子、ジャンニコラ・ピリウッチ、川上洋司の各氏に師事。よんでん文化振興財団奨学生として活躍。
大学院在学中、東京藝術大学大学院オペラ科定期演奏会プッチーニ『ラ・ボエーム』ムゼッタ役にてオペラデビュー。修士課程修了演奏会では、ヴェルディ『アイーダ』タイトルロールを演じた。
2008年11月、香川県県民ホール開館20周年記念事業オペラ プッチーニ『蝶々夫人』では、全国オーディションでタイトルロールに抜擢され、林 康子氏とのダブルキャストを務め、プロデビューを果たし、成功を収めた。
この他オペラでは、プッチーニ『トゥーランドット』タイトルロールで神奈川フィルハーモニーや九州交響楽団と共演、当たり役の一つとしていずれも高い評価を受けた。
ダニエレ・アバド演出で注目を集めている2012年2月の東京二期会『ナブッコ』ではアビガイッレ役に大抜擢され絶賛を博した
また、宗教曲においても、ヴェルディ「レクイエム」のソプラノソロを歌った。
さらに、「オペラとJAZZの夕べ」と題し、東京にてジャズ曲も含めたサロンコンサートを行ったほか、コシノジュンコ「オペラとファッションを語る」では、コシノジュンコの衣装をまとい歌うなど、オペラの枠を超えた多種のコンサートでも幅広く活躍。その存在は多方面から注目されており、新聞や雑誌でも特集が組まれ、取り上げられた。
2010年にイタリアで、オペラ配役オーディションに合格し、第26回イズマエーレ・ヴォルトリーニ国際声楽コンクールで特別賞受賞。
第46回日伊声楽コンコルソでは第1位、および歌曲賞を受賞し、東京サントリーホールで行われた入賞者記念コンサートで読売日本交響楽団と共演した。
豊かな音楽性を兼ね備え、トゥーランドット役を歌える稀な声質であるとして世界でも評価を得ている。2013年9月には一時帰国し、ヴェルディ生誕200年に捧ぐ(小林研一郎指揮・日本フィル)では『椿姫』『運命の力』よりアリアを披露し、好評を博した。
イタリア・ジェノヴァ在住。二期会会員