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Concert Information
コンサート情報

第175回定期演奏会
下野竜也、「2」の魔術

  • 日時

    2026年9月21日(月)
    開演:14:00(開場:13:00)
  • 場所

    東京芸術劇場 コンサートホール
  • 指揮

    下野竜也
  • 曲目

    呪文と踊り/J.B.チャンス
    交響曲第2番/J.B.チャンス
    巫女の舞*/保科洋
    交響曲第2番/保科洋
  • ソリスト

    *岩黒綾乃(ユーフォニアム)
  •   
  • チケット

    • 1回券
      S席¥6,500
      A席¥5,000
      B席¥4,000
      C席¥3,000
      U25¥2,500
      ※各種割引についてはこちらをご覧ください。

      ※全席指定・税込
      ※当日券は500円増しとなります。(U25除く)
      ※U25は、25歳以下の方のための割引サービスです。公演当日は年齢を証明できるものをご持参ください。
      ※未就学児のご入場はご遠慮ください。
      ※お申し込み後の変更・キャンセルはお受けできません。
      ※公演中止の場合を除き、払い戻しはいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
    • 発売日

      【会員先行】2026年6月3日(水)
      【一般発売】2026年6月10日(水)
    • お申し込み

      東京佼成ウインドオーケストラチケットサービス

      WEBチケットサービス

      プレイガイド

  • 聴きどころ

    下野竜也、「2」の魔術

     日本を代表する指揮者・下野竜也がTKWOの定期に2008年以来の登壇だ。下野の定期への登壇は過去3回あったが、そのうちの2回は小編成を軸とした「ウインド・ソロイスツ」。大編成での共演は初顔合わせだった2005年のみだったので、いやが上にも期待が高まる。

     NHK交響楽団正指揮者など国内オーケストラで重要なポストを持つ下野は管弦楽分野での活躍で脚光を浴びているが、その一方で広島ウインドオーケストラ音楽監督やNHK-FM「吹奏楽のひびき」MCも務めるなど吹奏楽への深い愛情でも知られている。管弦楽と吹奏楽、2つの分野で主要なポストを持つ世界的指揮者は稀有な存在だ。

     その下野が今回採り上げるのは、アメリカの作曲家チャンスと、今年90歳を迎えた日本の作曲家・保科洋という、2つの国の2人の作曲家、それぞれの作品2曲ずつ、という興味深いもの。その共通性と対照性が光るプログラムだ。

     チャンス『呪文と踊り』は、タイトル通り対照的な2つの場面から成る原始的な強靭さを秘めた作品。吹奏楽の古典的名曲に位置付けられるこの曲を下野がどのように料理するのか、興味は尽きない。それに対する保科『巫女の舞』は、元々はホルンと管弦楽のための作品だったものを、保科自身がユーフォニアムと吹奏楽のために改めたもの。神への祈りを捧げる巫女の舞を雅に描いた本作を、TKWOが誇る名手・岩黒綾乃がどのように演じるのかも聞き逃せない。

     そして、チャンスと保科それぞれの『交響曲第2番』が並び立つ、というのも面白い。チャンスの『第2番』は、元々は管弦楽のために作られた曲を吹奏楽に改作したものだが、その際に大きく手が加えられている(この点で保科『巫女の舞』と似ているとも言える)。チャンスの遺作となった本作は吹奏楽史上の傑作としても知られているが、日本で演奏される機会が非常に少なかったため、注目の演奏となるだろう。そして、保科の『第2番』は、保科80歳を記念して開催された広島ウインドオーケストラの定期演奏会のために作られたもので、そのときの指揮は下野だった。10年を経ての下野による再演だが、この間に改訂が行われているため新たな出会いともなっている。

     ソナタ形式の2つの主題に代表されるように、古くからディオニソス的なものとアポロ的なもの、2つの対照的な概念の併置は新たな歴史を拓いてきた。今回、様々な「2」が織りなされた結果、下野によってどのような世界に連れて行ってもらえるのか、楽しみだ。

    中橋愛生(TKWO楽芸員)
  • 主催

    一般社団法人東京佼成ウインドオーケストラ
  • 助成


    文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))|独立行政法人日本芸術文化振興会

※出演者・曲目・時間等は変更になる場合がございます。