第173回定期演奏会
スダーンが贈る、越境の踊り- 日時:
- 2026年4月29日(水・祝)
開演14:00(開場13:00) - 場所:
- 東京芸術劇場 コンサートホール
- 指揮:
- ユベール・スダーン
- 曲目:
-
歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」/C.サン=サーンス/大橋晃一 編
サクソフォン四重奏と吹奏楽のためのコンチェルト・グロッソ/J.アンドリーセン [TKWO1992年委嘱作品]
バレエ音楽《ダフニスとクロエ》(全曲版)/M.ラヴェル/大橋晃一 編
音楽を愛する皆さまへ。
私は8歳のとき、地元のバンドで父の隣に並んでコルネットを吹き始めました。
その瞬間から、音楽は私の人生であり、喜びそのものとなりました。
管楽器奏者にとって、東京佼成ウインドオーケストラは最高の存在です。
彼らのサウンドは非常に特別で、色彩豊かな交響的な響きを持っています。
すべての団員がトップレベルの音楽家であり、これまでにもさまざまなプログラムで3度にわたり共演できたことは、大きな喜びでした。
今回のプログラムでは、3人の作曲家を取り上げます。
まずはカミーユ・サン=サーンスの有名な《バッカナール》。
続いて、オランダの作曲家ユリアン・アンドリーセンの《サクソフォン四重奏と吹奏楽のためのコンチェルト・グロッソ》。
そしてモーリス・ラヴェルの《ダフニスとクロエ》(全曲)です。
サン=サーンスとラヴェルの作品は、私の友人である大橋晃一によって吹奏楽版に編曲されています。
彼はオーケストラ作品を吹奏楽へと見事に昇華させる、まさに天才的な存在です。
彼の存在は、東京佼成ウインドオーケストラにとって非常に大きな財産であり、プログラムに豊かな魅力をもたらしています。
今回、ラヴェルの傑作《ダフニスとクロエ》(全曲)の新版を世界初演としてお届けします。
これは非常に特別で、唯一無二の機会です。
私自身、この作品はフランス音楽の権威であるジャン・フルネに学んだ思い出深いレパートリーでもあります。
舞曲的要素と色彩、情熱、そして高揚感が、天才的な手法によって融合した見事な作品です。
どうかこの特別な機会をお見逃しなく。ぜひ会場で、私たちの演奏をお楽しみください。
4月29日、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
ユベール・スダーン