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2024年4月より大井剛史氏が常任指揮者に就任

2023/11/13
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2024年4月に大井剛史氏が常任指揮者として就任いたします。
大井剛史氏は正指揮者としてTKWOと歩みを共にしてまいりましたが、新たに当楽団常任指揮者に就任いただくこととなりました。

正指揮者就任披露演奏会となった第119回定期演奏会(2014年4月)から10年。『科戸の鵲巣 -吹奏楽の為の祝典序曲≪Edition TKWO≫』で幕を開けた大井氏とTKWOとの二人三脚は、同じく『科戸の鵲巣 -吹奏楽の為の祝典序曲≪Edition TKWO≫』がプログラムの最後を飾る2024年1月の第163回定期演奏会で一区切りを迎えます。本公演では新進気鋭の作曲家・福丸光詩による委嘱新曲、ヒグドン『アスパイア』の日本初演、リードの交響曲など、大井氏のこだわりの詰まった公演をお聴き逃しなく。

2024-25シーズンからは、大井×TKWOが積み上げてきた吹奏楽のさらなる地平を切り拓くべく、「つくる。つつむ。つなぐ。」をスローガンに掲げ、つくり上げてきた伝統を次代へつなぎ、さらには新曲の委嘱や過去委嘱作品の再演などを通して音楽で皆さまをつつみ込む楽団を目指してまいります。また、今後5年間でマスランカ・チクルスに取り組みます。常任指揮者として最初の公演となる2024年4月「大井剛史常任指揮者就任記念演奏会」は、大井×TKWOの第二章、そしてマスランカ・チクルスの幕開けとしてこれ以上ない機会となるでしょう。
新たなステージへ進むTKWOにご期待ください。

 


大井剛史
Takeshi Ooi

 

大井剛史

プロフィール

 

2014年より東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者。2024年4月より同楽団の常任指揮者に就任予定。
17歳より指揮法を松尾葉子氏に師事。東京藝術大学指揮科を卒業後、同大学院指揮専攻修了。若杉弘、岩城宏之の各氏に指導を受ける。1996年安宅賞受賞。スイス、イタリア各地の夏期講習会においてレヴァイン、マズア、ジェルメッティ、カラプチェフスキーの各氏に指導を受ける。2007〜2009年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団で研修。2008年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで第2位入賞。
在学中より東京二期会、新国立劇場などのオペラ公演で副指揮者をつとめ、2002年「ペレアスとメリザンド」(ドビュッシー)を指揮してデビュー。その後はオペラのほかバレエ、ミュージカル、日本舞踊との共演など多くの舞台公演を指揮。
仙台フィルハーモニー管弦楽団副指揮者(2000~2001)。 ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(現・千葉交響楽団)常任指揮者(2009~2016)、山形交響楽団指揮者(2009~2013)、同正指揮者(2013~2017)を歴任。このほか全国の主要オーケストラを指揮している。
レパートリーは極めて広く、オーソドックスな管弦楽/吹奏楽の作品を中心として、現代音楽の初演、ゲーム音楽、映画音楽、ポップスなどありとあらゆる音楽を手がける。 トーク付きのコンサート、また子供のためのコンサートなどを通じて、より多くの方々に音楽に親しんでいただくことに情熱を注いでいる。
東京藝術大学音楽学部器楽科非常勤講師(吹奏楽)。尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授。

 


大井剛史出演公演

■2024-25シーズン ~常任指揮者就任~