contrabassコントラバス
弦をおさえる時、左手の小指の第2関節がまっすぐになるんですが、これは別に気にしなくていいのでしょうか?
いえ、気にしてください。小指の関節がまっすぐになると将来ビブラートがかけられなくなります。
ではなぜ関節がまっすぐになるのでしょう?これは指だけをみていると問題は解決しません。一番大事なのは肩から
肘、手首手の甲までがなめらかなアーチ状になっているかだと思います。そして手の甲と腕が曲がりすぎないように。
これは文章では伝えにくいので、テレビやパソコンなどでプロのコントラバス奏者の奏法を確認してご自分の鏡に
映した姿を比べてみると良いでしょう。
あと親指の位置も見てみてください。指の長さは人それぞれで一概にはいえませんが、人差し指より上に出ていませんか?
できれば人差し指の対面から中指の対面あたりまでに親指を置くと良いでしょう。
前田 芳彰