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フルート011|フルート|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

fluteフルート

フルートを吹く上で、職業病というか、フルーティストがなりやすい特有の病気を教えてください。

こんにちは!

職業病というご質問ですが、これは一概にはお答え出来ない難しい問題ですね。

まず、お間違いの無いようお話しておきますと、

"フルーティストになったからといって、必ずなる病気は無い"

という事です。

内科的な病気や症状は、まずほとんど無いでしょう。主として個人的な生活習慣等が原因でもたらされる事ですので、フルートは関係ありません(^^;)

では何も無いのかというと、これも個人差がありますが、なってしまう可能性がある病気・症状を挙げてみましょう。

1.腱鞘炎

これはフルートと限定することなく、楽器を演奏している人なら誰でも可能性がある症状ですね。

フルートで言えば、楽器の持ち方(構え方)でなりやすいか、なりにくいか変わってくるでしょう。楽器を持った時に、必要以上に指や手、腕に力が入ってしまう人は要注意です!

また、長時間休まずに演奏・練習を続けることでも、腱鞘炎になる可能性を高めてしまいます。

手や腕に疲労感を感じたら、無理して練習を続けずに休憩を入れる事が、リスクを減らすことにつながりますよ♪

2.肩こり

フルートという楽器はその演奏形態の特性上、構えた時にどうしても左右均等に力を配分するのは難しいですよね(特に上半身)。

もちろん、出来る限りバランスよく構えられる様、皆さんそれぞれ考えていらっしゃると思います。

しかし、大抵の場合「右肩」に力みが集中してしまうことが多いようで、"肩こり"持ちのフルート奏者は多いです(T-T)

僕ももれなくその一人でして、慢性的な肩こりを抱えています。しかし、解消するのは簡単ではありません。

構え方を大きく変えてしまうと、今までの自分の奏法を見失ってしまう可能性もあります。

なので、僕の場合は"楽器を演奏する前と後に、ストレッチ等で身体をケアしてあげる"という対処法を取っています。

あとは、マッサージや整体にかかるというのが、身体にとっては良いと思います(~▽~@)

以上、個人的な見解ですが、この二つでしょうか。

あくまでも"必ずなるわけでは無い"というようにお考え下さい♪

【Picc.丸田 悠太♪】

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