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フルート090|フルート|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

fluteフルート

今年のコンクールの課題曲のじゅげむの練習番号Jあたりから出てくる、

五線譜より上にある、F♯の音のピッチが高くなって他のパートの人と全然合わなくて悲惨なことになってしまいます。

ときどき、Gのピッチがとても低いくらいの音になってしまうときもあります。

Piccの子もとても高いです。

喉を開いたり内向きに吹いたりしてはいるんですが、そうすると音が響かなくなったり息の音がすごくなります。

どうしたら、ましになりますか??

こんにちは♪

ご質問内容のポイントがばらけているので、一つずつ解決していきます。

まず課題曲"じゅげむ"のJ以降のG♭(F♯)のピッチについてです。

第3オクターブのF♯は通常右手は薬指を用いますが、代わりに

中指を使ってみてください。

少しピッチが下がり、落ち着きます。

Gの音程も下がるということですが、これはどのオクターブでしょうか?

第3オクターブだとすると、高音の苦手意識から、管体を内側に向けすぎて

吹いている可能性があります。

内側にしすぎると、唄口に対しての息の角度が垂直に近くなってしまい、

スピードが乗りにくくなってしまいます。

音程を低くするために喉を開くというのは、音色や奏法に対するリスクが

大きくなるため、口のを広く取って解決させた方が良いでしょう。

この時にアンブシュアが崩れないように気を付けてください。

音程の上ずりに対しては、とりあえず変え指があるならそれを用いて、

そして可能な限り角度で抑制して、それでもだめならあまり無理して

吹きすぎない方が良いでしょう。

音色が壊れてしまっては元も子もないので。

頑張ってください♪

【Picc.&Fl.丸田悠太♪】

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