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フルート139|フルート|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

fluteフルート

ピッチの変え方について質問させてください。現在社会人でフルート歴5年目で3年ほどレッスンについてましたが家庭の事情で現在は独学です。さて、レッスンについてた時、音色的には大きな問題は無いと言われておりましたがピッチに苦労しておりました。多分にもれず3オクターブ目の高音域でピッチが高くなってしまいます(具体的にはDis3以上から徐々に。)。アンブシュアを無頓着に吹くと20セントぐらい上ずってしまいます。

ただ、高音域は音も曲げにくくジャストポイントが狭いため、高音域で一番楽に吹ける様な楽器の向き・歌口の塞ぎ方を基本にして、そこから中・低音域でピッチ・音色が満足いく様な吹き方にするとどうだろうか?と思い、その方向で練習を始めている最中です。そこで 質問なのですが、中音域を吹く際には(自分の感覚的には)エッジより僅かに下(歌口の中)に吹き込む意識だけだとピッチが下がりきらず、それと共に下唇を僅かに後ろに引いて歌口を広げるとジャストなピッチになります。ただ、この時の下唇・上唇の動かし方が結構な量を補正しているような感覚があります。この方法が正解だけど単純に慣れの問題で違和感を感じているのか、もしくは下唇で歌口のサイズ(塞ぎ量)を補正するのはNGな

のかが判断できずに困っております。 今までの先生についていた時代は、アパチュアの形とサイズ、息の向きには注意はしておりましたが、殆どが上唇で調整をしておりました。下唇については今まで無頓着でした。 下唇のこのような動きや使い方というか・・・・ プロの方の下唇の意識はどのような感じなのでしょうか。是非教えていただけますと幸いです。

下唇を唄口上で動かすのは、基本的には行いません。

音程が高い時は我々も管体を内側に傾けますが、"下唇をずらす"という

行為ではなく、単純に楽器を内側に傾けるだけです。

あとはその時に必要な音量と選択したい音色とのバランスでアンブシュアとアパチュアを

調節しますが、そもそも唄口を覆う面積はよっぽどでない限り演奏中には変えない

と思います(音色が変わり過ぎてしまうため)。

上記回答につきましては、一個人の意見としてお受け取りください。

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