フルートで、楽器を片づける時に頭部管を覗くと、管内が曇ってない時があります。それは、息がしっかり入っていなかったからでしょうか?
あと、今年課題曲?でピッコロを吹くんですけど、チューニング合わせて吹いて、聞こえる感じ、良いんですけど、録音を聞くと上ずっているて言うか・・・。アンブシュアがいけないんでしょうか?
フルートに限らず管楽器というのは、吹き込んで息を入れた瞬間に
管内の湿度は一気に上昇します。
特にフルートは他の管楽器に比べ、抵抗をかけずにそのまま息を入れるので、
頭部管の湿度はわずか30秒足らずでも吹き方によっては90%以上になったりします。
質問者様が頭部管を覗き込んだのは、音を出した直後ですか?
"曇る"という状況は、発生した水の粒子がごく小さい微粒子状になっている
状態のことを一般的に表します。
時間が経過するにつれ、微粒子状であった水の粒はくっ付き合い、その水滴
は次第に大きくなっていきます。
この状態になると、"ただ水滴が付いている"というだけで
"曇っている"とは見えないかもしれません。
質問者様はもしかしたらこの状態の頭部管をご覧になられたのでは
ないでしょうか?
頭部管が曇るという現象は、もちろん単純な吹き込む息の量に比例しますが、
あまり気にされないで大丈夫だと思いますよ(*^_^*)
もう一つのご質問ですが、おそらくは"どの楽器と主に音程を合わせているか"
ということではないでしょうか?
すべての楽器が同じ音程を取れている状態は確かに理想像ですが、
楽器固有の特性や奏者のその時の体調、精神状態等によって、
演奏というのは大きく変わってきます。
"良い音程の取り方"というのは、いつもチューナーのど真ん中を外さず吹くのではなく、
もしその演奏中に音程で何かアクシデントがあっても、お互いが歩み寄りリカバリー
しあえる音程の取り方だと思います。
ポイントとしては、例えばピッコロであったら同じフルートセクションばかり聴いて
合わせるのではなく、同じ高音木簡のEsクラリネットやオーボエを聴きながら
合わせていけると良いでしょう。
金管だったら、やはり同じような音域担当のトランペットや、吹奏楽だと以外と
ピッコロと絡むユーフォニュアムなど、常にその時自分と似た動きをしている
楽器を探すようアンテナを張っているようにしましょう。
常にバンド全体を見渡しながらアンテナを張り巡らせていることが、いい演奏
につながりますよ♪
頑張ってください!
【Picc.丸田悠太♪】