fluteフルート
息の圧力 とはどういうものですか?
圧力もっと上げて!とかよく言われるのですが、どういう吹き方(?)をしたら圧力が上がるんですか?
圧力というのは、息のスピードと違います。
単純に吐く息のスピードを速くしただけでは、問題の解決になりません。
ではどうすれば息の圧力が高くなるのか?
まずはアンブシュアの形成をしっかりとされてください。
これは言い換えると、アンブシュアをまとめている唇周辺の筋力を上げて、
強い息が口腔内に吹き込んだ際でもアンブシュアが崩れないようにする、
ということです。
もし息を吐く度に明らかにほっぺたが膨らんだりするようだと、ちょっと
力が弱いかもしれません。
ビニール袋と布製の袋だと、布の方が生地が強いですよね?
袋がちぎれるまで物を詰め込んだとして、より重さに耐えられるのは
やはり布製の袋ですね。
生地(アンブシュア)の強度が強ければ強いほど、それだけ高い圧力が壁に対しても
かれられるということです。
上記のことから考えると、感覚としては"口の中を吐き出す息でパンパンにする"
ような感じでしょうか。
また重ねて、お腹の支えも大変重要になってきます。
腹筋、横隔膜、背筋等の筋肉でしっかりと支えられた状態でないと、
安定的に高圧の息を吹き続けることは難しいです。
これは、様々なトレーニング方法がありますので、色々な角度から
アプローチされてみてください。
一つの例として、かなり厚手の布(畳んだハンカチでも可)を直に口に当て、
テンポを設定して何拍間で吐く、といったトレーニングも出来ますので、
もしよかったらやってみてください。
頑張ってください♪
【Fl.&Picc.丸田悠太♪】