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ホルン001|ホルン|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

hornホルン

グローバルバリエーションという曲をやろうという話になっているのですが、そのHornのパート譜にある+←ゲシュトップ奏法のピッチがあいにくいのです。チューナーであわしていますが全然あわなくて困っています。なにかいい方法はありませんか?

もしストップミュートがあってしかも装着と取り外しの時間がストップしなければならない音の前後にあるならばミュートで演奏した方が圧倒的に全員のピッチが揃いやすいです。ストップミュートは普通ひもがついていてもし多少装着を急ぐ場合でも用意に取り付けられるようになっています。一つ1万円台から2万円台くらいが相場です。もし無い場合は右手をお椀のような形にして出来るだけベルの外側(あまり中に入れるとピッチが上がりやすい)でぴっちりとふさぐようにします。これをハンドミュートといいますがハンドミュートの場合特に成長期の中・高生の女子の場合手が小さく比較的中に入?しまいますのでピッチが上がりやすいです。また手のふさぎ方がうまくいったかどうかは音が金属的な音になるかのっそりした音で響くかによって判ります。また楽譜に書かれた強弱記号の音量を出すには強弱記号を強い方に一つか場合によっては二つ余分に強めにして吹き込まなくてはなりません。つまりfならff、mpならmfかfで吹き込むようにしましょう。とにかく手で穴を完全にふさぐことを研究して下さい。それと書かれた音にたいして手でふさぐと音が半音高く出てしまいますので指は半音下の指(♭一つを付けた指使いで吹きましょう。(もし半音下がる場合は手のふさぎ方が中途半端で、これは他の奏法でハーフミュートといいってストップのような鼻のつまった音ではなく普通のミュートに近い音色の変化を求めるものです)余分なことですがゲシュトップしたままロングトーンをすると豊かな音づくりにある程度有効な練習をすることになります。 (並木博美)

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