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ホルン035|ホルン|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

hornホルン

高2です。ホルンを吹いて5年目になります。私は中学ずっとピッチが高くて主管チューニングギリギリまで抜いてあわせていたのですが、高校に入って先輩に直した方がいいと言われたのでチューニングのB♭を半分ぐらい抜いた状態で合うように練習しました。しかし上のF以上になると全体的に音程が高くなってしまいます。特に曲をするときはF、G、A、highB♭が20ぐらい高くなってしまって制御しきれません。どうしたら直すことができますか。それとも、主管をもっと抜いて合わせた方が良いのでしょうか。

Fあたりからピッチが上がってしまうということはそのあたりから唇を巻き込んだり締めすぎたりしている可能性があります。息の支えにもっと神経を使って締めすぎないように注意してみましょう。実際に指日本マウスピースのリムの幅にして口にあてがい音を出してみるかホルンの2番管を抜いて下のリングに唇を当ててバズィングをして反対側の手のひらを口の前1~2センチメートルあたりに近づけて息の角度が出している音程によってどのくらい変わるのか調べてみるとよいでしょう。通常はやや下側に空気が出ていると思いますがその角度が極端に下向きになっていたらそこで唇に変化が起きているということです。特に巻き込みと上の唇が下の唇に押し付けすぎていると音程が著しく変わ
ることがあります。それとマウスピースをあてる位置が上の唇の方に強く当たりすぎ高音にいくにしたがって左の肘に力が入りその先にあるマウスピースが唇に必要以上に強く押さえつけているということも考えられます。その場合は当てる角度をやや下目に(わずかですよ!)するとピッチの上昇が抑えられることがあります。
ホルン並木博美

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