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ホルン119|ホルン|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

hornホルン

中一でホルンを吹いている者です。 アンサンブルコンテストで、金管八重奏のための「パヴァーヌとダンス」という曲をやることになったのですが、パヴァーヌのホルンの旋律でB Es highBをスラーでやるメロディのhighBが高い音になったり、 低い音になってしまったりでうまくあたりません。

EsとhighBの間にタンギングをするとあたるんですけれど、 アーティキュレーションを正しく演奏しろといわれたのでスラーで演奏したいです。 どうすればうまくあたりますか?なにかいい方法があれば教 えてください!

まず最初のBとEsはFーBダブルホルンやBシング

ルの場合は最初のBの音はB管で指0番で吹き、Esは1番を使っ

て出します。唇は息が漏れないくらいリラックスして息を吹き

込み音をあげると同時にEsの口の閉め具合にしましょう。この

際上唇のど真ん中で下唇を押すように口びるの穴を狭くするの

ではなく上唇の中心を5ミリくらい空けて二本の指で触ったあ

たりを下の唇に押すようにすると上がりやすくなります。次に

Es

からhighBまで上がってみますがB管の1番(Bの音)ではじめ

1番の指のままでEsとGとhighAsをスラーでゆっくり出してみ

ましょう。そのあと続けて指を0番にし息の圧力を高くし上唇

中央部5mmくらいあけた両側を下唇に押してアパチュア(音を

出すときに出来る唇の穴)出来るとhighBが出ます。それらを最

初のBーEsと繋げたあとゆっくりとB管0番をスラーでGーhighAs

ーhighB続けて出すようにしてみましょう。最初はゆっくり一

つ一つスローグリッサンドでやり次第にグリッサンドの塊のEs

からはじまるおとの塊を次第に後ろの方にまとめていき最後にEs

からいっきにhighBにあがりましょう。口を閉めるのはその瞬

間で息もその瞬間に吹き込みタイミングを計って出してみまし

ょう。B管だけでやった場合B(B:0)-Es(B:1)-HighB(B:0or1)

これで完成ですがあくまでもあわてずに唇の閉め具合の変化と

息を出す変化の度合いなどに気をつけてじっくり取り組みまし

ょう。スラーの練習はあわてず騒がずじっくりとです。ではが

んばって追求しましょう。なおどうしても出来ない場合は最後

のhighBはかるく舌を「ドゥー」で突いても判らないくらいで

上がれるでしょう。なみきひろみ

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