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※『3連符はいいけど、どうも2拍3連がうまくできない』という人は多いと思います。
今回は2拍3連や、2拍5連などをどうやったらできるようになるのか、また演奏するときにどんなリズムを感じていたらいいのかをお話しします。

☆数学的に正確に考えよう。勝利の方程式！？
・Ａ拍Ｂ連のリズムは、「Ｂ連符をＡ個作り、Ｂに分ける」
ちょっと難しそうですが、例えば2拍3連では「3連符を2個作り、3つに分ける」となりますね。3つに分けるということは、3連符を2個ずつタイでつなぐことになります。

2拍5連では「5連符を2個作り、5つに分ける」、ですね。5連符を2個ずつタイでつなぐわけです。もちろん2分音符を感じて5つに分けてもかまいません。

結果として、2拍3連は、
「3連符を感じる」
「最初の3連符の3個目、次の3連符の2個目を正確に感じる」
これだけです。
3連符を見ると実際のリズムよりゆっくり演奏する人がいますが、3連符は1拍を3等分しているだけですから正確に演奏するように気を付けてください。
2拍3連の少し前から3連符を感じるようにするといいでしょう。

☆応用問題！
では応用問題です。「4拍5連」は？
方程式に入れると、
「5連符を4個作り、5つに分ける」となります。
結局5連符を4個ずつタイでつなぐわけです。

☆克服！5連符・7連符
5連符や7連符はリズムを感じるのが難しいですね。
でも言葉を当てはめると以外に簡単なのです。
例えば5連符の場合、「アキハバラ」のような5文字の言葉です。
また、2＋3の5連符はイケブクロ（イケ・ブクロ）、3＋2の5連符はクダンシタ（クダン・シタ）という具合に同じリズムの言葉を当てはめてもいいと思います。
7連符はアカサカミツケなどがあります。
もちろん地名以外でも食べ物の名前や友達の名前でもかまいません。

5/8、3/8、4/8の変拍子は「アキハバラ、ウエノ、アサクサ」と言葉を当てはめると正確に演奏できると思います。