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パーカッション031|ティンパニー&パーカッション|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

percussionティンパニー&パーカッション

クラッシュシンバルを叩くと、「ジャ~ン」という音と一緒に「ガコッ」とか「ボフッ」という音が鳴ってしまいます。自分なりに、右手の角度を変えてみたり、振る方向を変えてみたり、先輩からアドバイスをしてもらったりしたのですが、やはり空気が入った音がしてしまいます。前に他の人の質問に対して『左手を動かして、空気を逃がす・・・』とお答えになられていたので、左手を動かして空気を逃がそうといろいろと試してみたのですが、それでも空気が入ってしまいます。どうしたらよいのでしょうか。具体的に教えてください。

Cymはいかに響きを優先して空気をできるだけ早めに逃がしてやるかが問題ですね。物によっては内側のドームの部分がより深い場合もありますので大変です。

たとえば左手のCymに右手のCymをぶつける奏法では打ちおろすCym中心になり過ぎないで当たった瞬間に左手が素早く反応することを意識しましょう。どんなに上手に鳴らせる人でも物理的に空気のたまる瞬間はあります。いかに響きを重視するかです。慣れるまでは始めから2枚のCymを1~2cmずらした形で練習するのも良いかもしれません。当たっている時間はあまり長くしないことを念頭に置いてトライしてください。(三宅隆文)

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