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パーカッション103|ティンパニー&パーカッション|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

percussionティンパニー&パーカッション

樽屋雅徳作曲「マードックからの最後の手紙」のティンパニの事で質問なのですが、32インチのティンパニで出せる最低音よりも低いD♭の音が出てくるので一般的な最低音(大きいティンパニから順番にD F A C)では演奏出来ません。

このように、最低音よりも低い音が出てくる楽曲を演奏する場合、どのような方法で演奏していますか。

是非とも参考にさせていただきたいので教えてください。

私は吹奏楽部で打楽器をしています。

ティンパニを使う楽曲で曲中で最も低い音がCの音の曲が出てきました。

しかし最も大きなティンパニの最低音であるDよりも低い音のため普段の最低音のチューニングでは演奏することができません。

このように「ティンパニの最低音よりも低い音が出てくる楽曲」を演奏する場合はどのような方法で演奏していますか?

2つの質問の内容が近い内容だったので一緒に回答します。

バランスアクション以外の楽器ならば対応出来るのですが、バランスアクションのティンパニの場合、最低音がどうしても決まってくるので、 DesやCなどが出てくると問題になります。

可能ならばその音だけをバランスアクション以外の楽器の32インチなどを5台目として音を作るのがベターなのですが、現実的には厳しいと思います。

その場合やはり32インチのティンパニで出すしかありません。

最低音をDesまで下げるのはなんとか対応出来る範囲だと思います。

ただCにしてしまうと中のスプリングが狂う可能性や、その他の音程にも音色の影響が起きる可能性が出てきます。

楽器を増やさないで出来る対応としては、その曲をやる直前に最低音を下げて、合奏が終わり次第元のDに戻す。のが一番だと思います。

手間がかかりますが毎日やる事が楽器に負荷をかけない方法になります。

TKWOの録音で下のCが出てきた時もその曲の時だけ下げて、その他の曲ではDに戻しました。

返答が遅くなってごめんなさい。

良い演奏が出来る事を祈ってます。

坂本 雄希

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