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パーカッション131|ティンパニー&パーカッション|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

percussionティンパニー&パーカッション

高校から吹奏楽を始めて今年度で3年生になります。
スネアのロールが荒く、ぼこぼこしてしまいます。どのような練習をすれば細かく、なめらかなロールになりますか?

ロールのお悩みですが、書面ではかなり難しいです。またどの様な状態かをみてみないと的確な事は言えません。
粒が粗い、のであれば、まず片手ずつのロールのツブを細かくしていく事です。最初のプッシュの圧力から段々緩めて『細かく、長く、一定に』跳ねさせる事が重要です。最初はスネアの端に近いところ、またはボンゴなど張力が強く、よく跳ねるところで練習しましょう。小さい音量で構いません。綺麗に跳ねさせる事に意識を持ってください。
私は中学生の頃、家のテーブルの端っこや床でよく練習していました。おすすめします、しかし親御さんに怒られない様に注意!(笑)
それを両手共に出来るようになったら、右手で1ストローク、それを追って左手で1ストローク、弾ませてください。
右手の跳ねが無くなる前に左手です。
左手を振り下ろした時に右手の跳ねを止めないよう注意してください。
それを1ストロークずつ増やして長いロールを目指しましょう。まずは短いロールから攻めるのがコツです。

4分音符から16分音符までリズム変化の基礎練習を使って全てのストロークをロールにするという練習法もおすすめです。
この時、4分音符の時には左右が繋がって聞こえなくても良いので、左右の差が無いかをチェックです。また両手の跳ねが重ならないと将来的にロールになりませんので、相手の手が打ってもヘッドの上でスティックを振動させておくことも大切です。

また3連符と組み合わせた練習で3連符のストロークを意識すると綺麗にいきやすいでしょう。
やはり文面ではとても難しくなってしまいました。実際にレッスンを受けられると良いですね。頑張ってください。

秋田孝訓

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