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パーカッション147|ティンパニー&パーカッション|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

percussionティンパニー&パーカッション

私は、高校2年生で吹奏楽部で打楽器をさせていただいている者です
今年度、パートリーダーに決まったのですが、うまく基礎練習の指導ができません
基礎練習で、全員でする時間をとっているのですが、今は
4分8分3連符16分をそれぞれ8拍ずつ行って帰ってくるというオーソドックスな形を
全員一緒に右手からと、左手から、続けてしています
また、同じことを一人ずつリレー形式でしています
効果的な基礎練習方法があればぜひ教えてください
あと、基礎練習のときに気をつけるべきことをよければ教えてください

部活動でのパートの基礎練習は私も悩んだ記憶があります。
今やられているオーソドックスな形でメニューとしては十分だと思います。
いつものメニューを毎日の様に繰り返す事も一つのやり方ですが、大切なのは何の為にやっているかを意識することだと思います。
縦を合わせる事なのか、音色を揃える事なのか、感じているビートを揃える事なのか等々様々な観点から進めることが出来ますよね。
練習台での基礎練習ですとおそらく縦を合わせることだけに着目しがちです。
余程注意を払わないとどんな叩き方をしても大体同じような音になってしまい音色やタッチが雑になってしまいます。
小さい音で構いませんので、実際の楽器でも基礎練習をしてみてください。
ただ皆で同時にスネアで練習してしまうと何がなんだか分からなくなってしまいますので、練習台の人とスネアの人とで譲り合って練習してみると実践に繋がりやすくなると思います。
また楽器を離れますが1、2、3、4などとカウントを言葉で合わせるということだけでも感じているビートを揃えるには有効だと思います。

打楽器は実際に合奏で演奏する際は様々な楽器を奏する為、これ!という基礎練習がなかなか絞れないですね。
一つ一つの楽器により多く触れることや、マーチのようにスネア、ベースドラム、シンバルで刻む練習を通してバランスや音色のブレンド感などを研究することも大事な基礎練習だと思いますので、せっかく楽器に触れられる時間が取れる時はぜひ実際の楽器も取り入れた練習が出来ると素晴らしいと思います。

秋田孝訓

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