percussionティンパニー&パーカッション
先日、顧問の先生に基礎打ちは太いスティックでやれと言われたのですが、太いスティックでやると何か効果があるのでしょうか?
そうですね、色々な考え方がありますのでなんとも答えづらいのですが...。
私も中学生、高校生の頃は太めのスティックで基礎練習をしていました。
おそらくこれには『スティックの重さを感じて叩く』『腕とスティックを動かすのに必要な筋力を育てる』『持久力をつける』
等々様々な効果が考えられると言えるでしょう。
太くて重ければいい、のではなく適度な重さ、バランスのスティックでの基礎練習が望ましいと思います。また一つのスティックだけにならず、太めのスティックでのトレーニング、実践の為に実際にスネアドラム等を演奏するのに使うスティック、練習台でのトレーニング、実際の楽器でのトレーニング等、様々な練習に取り組めるとさらに効果があるかと思います。
ちなみにですが、学校の部活を指導するときに、細くて軽すぎるスティックで練習しているのを見かけます。
軽ければ扱い易いという理由かもしれませんが、適度に重さがあるものでないと楽器が鳴らない場合が多々あります。
その辺も踏まえていくつかのスティックを用意出来ると良いですね。
秋田孝訓