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テューバ098|テューバ|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

tubaテューバ

合奏のとき、指揮者の人によく「支えるような音で」と言われるんですが、なかなか難しくいつも上ずった音(音程は合っています)になってしまうんです。いろいろ呼吸法とか息の入れ方とかを気にして練習しているんですが、なかなかいい結果が得られません。どのような練習をしたら良いんですか。またどのようなことに気を使ったら良いのですか。

テューバ吹きなら誰でも支えるような音を出したいと思います。支えるような音を出すにはもちろん音量も必要ですが、力まずに体全体から声を出すような吹き方をしてください。力んで息のスピードを速くしてしまうと、音色が固くなり、支えるような音は出ません。練習方法は、Bordogniなどメロディーのエチュードを、たっぷりとした息でフレーズを長くとれるように吹くといいと思います。

プロの場合、木管奏者でもかなりの音量があるので支えるのは大変です。そのためサイズの大きなテューバを使う人が増えています。小さいサイズの楽器よりフォルテシモでも音が割れにくいからです。ただ価格が高く、小さなアンサンブルやソロには向いていません。

小倉 貞行

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