Community

ホルン074|ホルン|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
HOME > コミュニティ > 奏法Q&A > ホルン

Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

hornホルン

楽器のお手入れ中に水分を抜くとたま~に黄色と黄緑が混じった謎の物体が出てくるんです。それは、オイルを入れすぎたら出てきて逆にオイルを入れなかったら出てきて・・・。なので週一にオイルをいれてみたらあまり出てこなくなって、よしっ!って思っていたら次はロータリーのふたを開けたら隙間から出てきたのか2?のビーズのように小さい丸になって出てきて先輩に相談してもお手入れができてないんじゃない?の一点張りなので一からお手入れの仕方を先輩から教わっても何も変わらず、仕方も間違ってませんでした。そこで、楽器が洗えることになり(金管楽器すべて学校で)洗っても水分を抜くときは出てこなくなったんですけどロータリーからまだ出てくるのでその原因と解決法をお願いします。

黄色と黄緑が混じった液体は吹き込んだときに管内の壁面に水滴がつくときに管内に出来た(ツバを抜ききって楽器をしまっていても長い間に錆が出来きそれが水滴に溶け出します)ものです。またロータリーの内部にも錆は浮き出してくるので同様に上のキャップとシリンダーの間を通り錆び液が浮き出てきます。楽器のリペアーに出して管内掃除とロータリーの掃除を頼んでみるのがお金はかかりますが最も効果的に症状が治まります。しかし時間が経つとまた同様の症状がでてきます。お金をかけない方法としてはなるべく普段から演奏の前・中・後にすべての管になるべく水を溜めないように注意しましょう。半年に一回くらいは管内に水を通してブラシを使えるところは触れくしぶるブラシ

を使いそうでないところは水圧をかけて水を通した後すべての管を抜き本体と共にドライヤーでよく乾かしたのちオイルをさします。ただしロータリーの内部の掃除はたいへん精密に作られていて自分でやるとうまくはまらなくなったりすることもあるので自分の責任のもとで自分かプロに頼むか決めましょう。また管内の水は普段からメインチューニング管を抜きマウスパイプの差し込み口から息を吹き込み内壁についた細かい水滴を吹き出したりあるいはスポンジを円筒形に加工した「スピットボール」で管内を吹き通し水抜きが出来るものもあります。これはすべての管(B♭管とF管の両方をそれぞれやります)の内壁の水分や細かいほこりを一瞬にして管の外に出す便利なメンテ用品も売られています。

以上です。ホルン並木

キーワード検索
楽器別