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ホルン087|ホルン|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

hornホルン

前まではB管のシングルを使っていたんですが、楽器が変わりダブルHornを使うことになったんですがB・F管をどう使い分ければいいかわかりません。みなさんはどう使い分けてるか教えてください。

管長が長く倍音が多いホルンらしい音がするのがF管で、管長が短く隣り合った倍音が離れているので高音を当てる確率が高いのがB♭管です。

五線の中は実音C(ホルンのソの音)以外はB♭管を使い、その上の音域はB♭管、五線より下は、下第一線の実音F(ホルンのド)から下は実音H(ホルンの下のファのシャープ)まではF管とB♭管両方を使いますが、B♭(ホルンの下のファ)からG♭(ホルンのレの♭)まではB♭管が音程もコントロールしやすくて使いやすいでしょう。最低音のf(ホルンの低音のド)はF管が良いです。音階で指使いを覚えてしまいましょう。また、ハーモニーの構成音でホルンのパートの中で中・低音を受け持った時はF管を多用するとセクションのサウンドに深みが出ますよ。

また、F管からB♭管に変わる時、B♭管の音がなるべくF管のような響きを出すように練習しておくこともトーンコントロールのために必要なことです。唇の開きやアパチュアの大きさをかえたりして自分の耳を頼りにして工夫して練習しましょう。(並木博美)

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