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ホルン106|ホルン|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

hornホルン

動物の謝肉祭(後藤洋編曲)を演奏することになりました。その曲の中で、ホルンのトリル(というかトレモロというか)が出てきましたが、生徒がうまくいかず、困っております。内容は、実音E-F(記譜第3線のシ-ド)と、実音G-E(記譜第4線のレ-ミ)、ダイナミクスはffです。 先日地区の講習会があり、そこへ講師できていた人(近所の市民吹奏楽団の人)にも聞いてみたそうなのですが、指は同じなので口でやるしかない、と言われたようで、彼女たちにとっては非常に困難な技術であり、とても困っています。何かよい方法はあるでしょうか。曲としては効果音的な使い方をされているようなので、単に二つの音をぶつけて演奏するか、あるいはフラッター(ならできるようなので)にしてしまおうかとも考えていますが、そのようなやり方をしてもよいものでしょうか。

トリルの実音EーFは(シと普通のドでしたでしょうか?)でしたら親指(B♭管の切り替え)を押しつつ2と0を交互に行きをしっかり支えて動かせばできるでしょう。実音GーEはB♭管(親指を押して)1+2でリップトリル(口の形をオーイーオーイーと交互に変える事によりドーレードーレーとでる)か指を0、1+2を交互に変え息は勿論しっかりおなかで支えて多めにだしつつ口はオーイーオーイーと変えるというやり方があります。どうしてもこれらが出来ない場合はB♭管で1+2のままで楽器を強く押し付けて前後に小刻みに動かす(シェイク)と出来るが表現上乱暴になるのならやらないで前者の二通りで出来るようにした方が良いでしょう。あくまでの最後の手段です。並木博美

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