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ホルン124|ホルン|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

hornホルン

今度ソロコンテストで

オスカーフランツの無言歌という曲を

やります

その曲ミュートかゲシュトップで吹く奏法

があるのですがどちらの奏法でふけば良いか

わかりません

いくら調べても出てきませんでした

無言歌はしっとりとした曲なので

ミュートでやわらかい音を使った方が

良いと思うのですが顧問の先生からは

ゲシュトップで吹けと言われます

この曲の第36小節目にはgedampft adlib.(弱音自由に)と書かれています。また曲の終わりの部分第80小節目にはgedampft bis zum Schluss(最後まで弱音して)と書かれています。

ホルンの弱音の仕方には

(1)ストップ奏法(2)ハーフミュート(ハンドミュート)(3)弱音器  を使うの三つの方法がありますが、それぞれ曲想や必要な音色や音質が最も引き出せる奏法で演奏するようにしましょう。

ストップ奏法は手で完全にベルを閉じてそのまま演奏すると音程が半音上がってしまうので指使いは半音下げて吹きます。強く吹くと金属的な鋭い音がしますが弱く吹くと神秘的、幻想的、遠くから聴こえてくるような感じの音がします。「+」のマークか楽語gestop(ドイツ語) stopped

note(英語)bouche(フランス語)などで明記されることが多いのですが奏者や作曲者によってその解釈はいまだもってまちまちなのです。1700年代まではストップ奏法と解釈してよいでしょう。しかしこの曲の場合は「ストップ奏法」や「ハーフミュート(ハンドミュート)」が八分音符一つ分の「ま」で最も速く音を変化させることが出来ます。しかし音程が著しくコントロール出来ないようでしかもミュートの装着が八分音符一拍で間に合うのならミュートを使用しても良いかと思います。その場合ミュートを紐でぶら下げながら吹くか椅子かなにかにおいて素早く装着する練習など必要になるかもしれません。僕は「ストップ奏法」で演奏していますが「ハーフミュート」でも良いかと思います。やはりど

ちらか自分が演奏してみてよい音がする奏法でやることをおすすめします。  ほるん並木

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