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ホルン154|ホルン|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

hornホルン

ホルン歴約7年目です。

今までやってきた練習を通して、音程や音色なども安定して吹けるようになりました。しかし、私の目標は楽にホルンを吹けるようになりたいです。高音になるにつれて、どうしても喉?首?の辺りが締まっているような気がします。音の太さも多少低い音に比べて細く響きが薄く聞こえます。意識してもまだ体のどこかに力が入ってしまう感じがします。何かヒントがございましたら、教えて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

解決策になるかどうかわかりませんが、基本的なことを書いてみます。

ハイトーンはある程度の息の圧力の支えが必要です。しかし往々にして口を閉めることにまず最初に頼りすぎて逆に振動しにくい状態にしてしまい首やのどが絞まるという状態を引き起こします。

まずは息を十分に吸い、口で「フーッ」と吹き出してみましょう。次に同じように息を吸いお腹に力を入れたらすぐに息を「フーッ」と吹いてみます。勢いが増したのではないでしょうか。次にマウスピースを口に当てます。息を吸い真ん中のFの音をまっすぐバズィングしてみましょう。次に息を十分に吸いFを吹き音が出たらお腹の力と吹き出す息のスピードを徐々にかえながら唇も息の増加に沿って締めていき上がれる音まで上がってみましょう。どこまで上がれますか。その音を確認してどこまで上がれるのか調べてください。もし途中で音が途切れたらもう一度最初からやり直してリラックスした栗ビルの状態から徐々に締めつつ息圧を高めていくという動作を注意深く繰り返して次第に上がっていくように

しましょう。基本はお腹の支えに留意しながらの息のスピードの変化です。それに唇の閉め具合を調節していくのです。最初に唇を閉めてしまわないように。ある程度まで行くと振動しなくなります。フロイデス・リー。ヴェクレさんの書いた「ホルンがうまくなる本」とかフィリップ・ファーカス教授が書いた「ホルン奏法」の中に自然倍音を使った練習法やウォームアップ法がたくさん書かれています。購入して練習に役立ててください。ほるんなみきひろみ

以上です。

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