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パーカッション006|ティンパニー&パーカッション|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

percussionティンパニー&パーカッション

パーカッションの中学2年生です。先生にドラムソロとか適当に作っといてと言われます。自分で考えたリズムがどれもいまいちだと毎回思うのですが、どのように作ったらいいのでしょうか?

まずは耳コピーしてみるのが良いと思います。0から作るというのも素敵だと思いますが、僕は真似から入ることをお勧めします。

早速CDなどでその曲を聞いてみましょう!吹奏楽のCDに限らず原曲、似た感じの曲などを聞いてみるのも良いでしょう。

プロの演奏は細かい音がたくさんあると思いますが、まずは細かい事は気にせずアクセントなど聞きやすいところから音を拾っていきます。大体の骨組みを作れるでしょう。譜面に起こしてみるのも勉強になります。

そのアクセントを移動して違うリズムにしても良いですね。『タンタタ』を『タタンタ』という感じです。

そして聞き取れないところは前後の繋がりを気にかけて、今の自分が叩けるリズムを入れていくという作業になるかと思います。

まだCDと違う...という方は次のステップです。

上手な人の演奏には細かい音が聞こえる時がありますがゴーストノートなどと呼ばれます。

装飾音符を叩く要領で少しずつコピーしてみようと思うことが大切です。

楽器屋さんなどでドラムセット教則本を探してみるのも勉強になると思います。手順などかなりヒントが書かれています。

ソロに限らずですが、普段からドラムセットを練習することも重要です。

ドラムを演奏するにはたくさんのリズムパターン(8ビート、サンバ、ラテン、スイング等々)を知ることが大事になってきます。

よく見かけるのが、ドラムセット担当の曲が決まってから練習に取り組む...、曲が変わって0からやり直し...という光景です。練習時間が限られているのは分かります、が上手になりたいのであれば基礎練習のように地道に楽器と向き合うことです。

自分が叩く曲でなくても普段からプロなどの演奏を良くきいて、みて、真似てみるうちに引き出しが自然と増えて自分の思うような演奏が出来るようになってくると思います。出来そうなところから焦らず取り組んでください。

頑張ってくださいm(_ _)m

秋田孝訓

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