percussionティンパニー＆パーカッション
打楽器は和音とどう付き合っていけ ばいいんですか
打楽器と和音は音楽大学等で専門的に勉強すればいくらでも付き合い方はあります。その人のレベルや音楽の追求度合い次第です。
質問者さんがどういう立場の方か分からないので、一般的に吹奏楽などの合奏で考慮できたら素敵だと思うことをお答えします。鍵盤打楽器やティンパニ以外の打楽器でも和音を意識するのも大切ですが、いわゆる「和声」のように難しく考え過ぎず、管楽器が演奏している音楽と関連性のある演奏が出来ているかを意識してください（もちろん関連すべきでない時もあります）。要するに音楽的に演奏するということです。管楽器のハーモニーや響き、スピード感と打楽器が出している音がマッチしていますか？
音色、音程感、発音、表情、その音がどこに向かうべきか（収まる音か次に発展する音か・・・）などを考え、感じて演奏すると和音と打楽器のつながりが分かるかもしれません。
「打楽器はリズム感！」と思われる事が多いのですが、実際にはその音楽のハーモニーや流れに適した音色を出すことの重要さを感じられると「活きる打楽器」になると思います。
秋田孝訓
