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パーカッション035|ティンパニー&パーカッション|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

percussionティンパニー&パーカッション

私は、中学校でPercussionをしているものです。

私はアンサンブルコンテストで金賞を受賞したものの、県大会には行けませんでした。その時の講評に、鍵盤のキレキレさをなくしてほしい。(硬い)と言われました。また、前半を演奏した時、講師の先生にあまり、現実的な音は出さなくていい。と言われ、講評には、現実すぎる音です。と書かれてしまいました。
こんな私達に、もしよければ、アドバイスをください。
また、とても良い練習の仕方を教えてください。
私達がやった曲はウインドスコアの、海神です。

実際に聞いていないので何かアドヴァイスというのは難しいのですが・・・細かい処置法はレッスンを受けてください。キレキレな音、現実的な音、と書かれたところから推測すると、おそらく出している音のアタックが強すぎて痛い音になったり、はっきりし過ぎていたのだと想像できます。
fやffでもスピードと力任せな痛い音にせず、楽器を良く響かせる事を考えてみましょう。グロッケン、シロフォン、マリンバ、それぞれ音盤を良く観察してください。楽器全体は大きく見えますが、一枚一枚の音盤は細く薄いものです。その音盤を鳴らすのに必要以上に腕とバチの動きが大振りになっていませんか?音をつぶしてしまっていませんか?
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また、とても重要なのは出したい音のイメージを持つ事です。
ppだから小さく、弱く、fだから大きく、強く、だけで演奏していませんか?
例えば(鍵盤ではないですが同じです)トライアングルで楽譜上ではただの四分音符だとしても擬音語で表現してみると「チーン」「ティーン」「ティン」「キラン」「ギャーン」「チャーン」「ジリーン」・・・・・・・・・無限にあります。
また同じ「チーン」にも「悲しい感じ」「元気な感じ」「透明な感じ」「背筋が凍るような冷たい感じ」「やさしい感じ」「何か思いついた感じ」「やってしまった・・・終了・・・的なチーン」「消えるような」「夢の中でなっているような」などなど無限に考えられます。
今奏でている音楽の中ではどういう音が適しているか考えて演奏しましょう。
出したい音、出すべき音の引き出しを増やすことを目標に頑張ってみてください。数をこなす練習だけでなく良く考えて「研究」しましょう。
練習方法は・・・テレビやCD、実際にコンサートに行くなどプロの良い演奏を注意深く聴いてください!
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秋田孝訓

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