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パーカッション110|ティンパニー&パーカッション|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

percussionティンパニー&パーカッション

高1のパーカッションのものです

様々な楽器を担当していますが悩みがありまして

それは両肩の高さが違うのです

従って手首の高さも違い両手では異なる音が出ます

ティンパニで基礎練習していると顕著です

右の方が打点が高くてまだ良いのですが

左の方は打点が低くて比較的

気が抜けたような頼りない音がでます

リュックサックで左右の重量比を

操作したり打点の位置をずらしたりしても

なかなかなおりません

どうしたらよいですか?

左右の差、気になりますよね。両肩の高さが違うとの事ですが、人間は顔が皆違うように骨格や肉付きも各々違います。左右も多かれ少なかれ左右対称じゃない人がほとんどなはずです。

実際に見ていないので無責任なことは言えないのですが、左右の見た目を揃える事よりも感覚を揃えていく事に目標をおけると良いかと思います。

右利きの方でしょうか?

だと仮定すると産まれてから右手と左手の使用頻度は遥かに右手のほうが多いでしょう。ドアを開ける、箸を持つ、字を書く、ボールを投げる等々...、そ の時点で左右違うものです。利き手でない方でお箸を持ってご飯を食べようと思ってもなかなか思うようにいきません。利き手でない方でバスケットボールのド リブルは難しく感じるはずです。

それらを克服しようと普段の生活から左手の感覚を研ぎ澄ますよう心がけると少し解消されていくかと思います。

僕も左右の感覚はまだまだ違いますし、右手のように左手も動かしずらいところ沢山あります。もちろん見た目も何かしら違いますがそれに囚われすぎると良いことがなさそうです。

日常生活での左右差を考える事と、太鼓を使った練習ではそれぞれの撥を打面に投げ込むような感覚を掴んでみてください。

他の方法ではスネアドラムでしたらレギュラーグリップという持ち方もあります。

またティンパニにはあまり適さないのかもしれませんが、スネア等での僕の考えでは左右の差があるのであれば左右違うスティックを使って音を揃えるの も一つの手段だと思います。最終手段な感も否めませんが、自分の身体とは一生の付き合いですので無理し過ぎず練習に取り組んで見てください。

専門の人にも実際に直接みてもらえると不安が解消されるかもしれませんのでお勧めします。

秋田孝訓

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