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パーカッション113|ティンパニー&パーカッション|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

percussionティンパニー&パーカッション

鍵盤楽器の持ち方がいまいち分かりません。また、毎日半音階やスケールなどしているのですが、マレットの移動は低いほうがいいのですか?
もしその場合は、タップストロークのようなイメージで音量を変えたりするのですか?
また、アルペッジョの練習もいると聞いたのですが、いまいち何の練習かが分かりません。なので僕はやってないです。
もしよろしければ、鍵盤の練習内容や、その練習それぞれが何を鍛える練習かを教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

実際に専門家にみてもらうことをお勧めします。近くで見ると感覚がわかります。

バチの持ち方は(あくまでも私はですが)
、シロフォンやグロッケンの場合はバチの3分の1より少し前の方を親指、人差し指、中指で軽く持っています。
最初はマレットのバランスに慣れるために中指、薬指、小指で持って、親指と人差し指はそっと添える程度にして空中で振ってみるとバチの動きに慣れるでしょう。柄の部分がスネアスティックより細く柔らかい素材な上、頭の方が重いですよね?しなる感覚が分かると思います。
実際にシロフォン、グロッケンを演奏する時にはしなりはあまり使わないですが、マリンバやサスペンドシンバルに応用出来ると思います。

マレットの動きについてですが、無駄に大きかったり、小さければ(低ければ)
小さい程良いというものではありません。音量によっても変わりますし、楽器によっても変わるでしょう。
シロフォンの鍵盤とグロッケンの鍵盤は良く観察すると素材はもちろん、大きさ、厚さが全然違いますよね。この二つの楽器を同じように叩いてしまっては良い音は出なさそうですよね?
それぞれの楽器、一つの音板だけで良いので、どのくらいの強さ、動きで十分に音板が鳴るかを研究してみましょう。
ヒントはキャッチボールや壁当てです。
当てたい壁とボールを投げる自分との距離を判断して無意識に投げる強さ等を調節しますよね。

練習の目的や効能ですか、もちろん一つ一つにそういうものがありますが、挙げるとキリがありません。沢山の事を出来るに越したことがないのではないのでしょうか?
基礎練習の目的の一つ...いいえ、大部分は、実際に曲を演奏したり練習をする時に、より上手に、スムーズにいくためだと思います。
曲の中には半音階やスケールだけではありませんね。ハープやギターのようにアルペジオももちろん出てきますね!ロールも出てきますね、そのパターンが出てきてからそれを練習するというのは時間がかかります。普段から色々な事を想定して練習できるのが理想です。しかし時間に限りがありますので、半音階、スケール、アルペジオ、和音等の練習方法が教則本に載っていてそこから抜粋して練習してください。
鍵盤の基礎練習(教則本)は以前のQ&Aに載っています。参考にしてみてくださいね。

秋田孝訓

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