今の高校に入ってから、唇を押し付けすぎといわれつづけアンブシュアの矯正ということで名前がわかりませんが矯正用の器具(楽器屋さんで売ってるものらしいです)をまねて細長のストローでアンブシュアの矯正をしています。
前の質問でアンブシュアを変えると音が出なくなる人が多いと書いてありましたがわたしはアンブシュアを変えようとして失敗した例だと思います。
前以上に全身に特に喉と唇に力が入ってしまい楽々とでていたチューニングB♭ですら力を入れて押し付けないとでなくなってしまいました。
吹くときにのどがしまってしまい空気がうまくとおりません。
どうすれば良いでしょうか。
アンブッシュアの問題はデリケートなので、文面だけでは難しいですね...。
まず、その矯正具の代わりに使っているストローで効果がありましたか？使う意図が具体的にあって、誰か専門家からの薦めであれば、続けてもいいかもしれませんが、特にそういうこともなく、１ヶ月以上試して効果が感じなければ一旦やめてもいいと思います。
アンブッシュアのチェンジは、専門家でも大がかりで時間のかかるもので、ちゃんとした指導や理論の元でないと成功するかどうかも難しい問題です。とりあえずフォームにこだわっているなら、ちょっとおやすみしてみてください。フォームを意識しないかわりに、エアーを楽に吸って吐いているか、力がぐっと入ってしまっていたら、一回脱力してみる、マウスピースで色んな曲を吹いてみる、トロンボーンを逆に組み立てて吹いてみる...などなど、色んな刺激を使ってみてください。
それと吹くのが嫌になってきているなら、思いきって休んでみてください。そういうときは悪い部分ばかり気になっているので、部活に参加しなくてはいけないとしても、いつもと違ったことを試してみてください。打楽器の隣で合奏聴いてみるとか、部活の上手い人を観察してみる...などなど。思わぬヒントがどこかにあるかもしれません。
悪い状態で練習するより、そっちのほうがその先うまくいくことがあります。一番はアンブッシュアがうまくいくまでは、プロの先生にみてもらうのがいいと思います。
佐藤敬一朗
