tubaテューバ
Meinl Weston 2000を使用しているのですが、5線のAs(23で吹いた場合)がとても低く、音程に苦慮しています。
2番管と3番管を全て入れたくらいがちょうど良いのですが、全体の音程のバランスを考えると、抜いた状態で演奏せざるを得ません。
瞬時に23番を同時に入れることが難しいため、変え指も使ったりしていますが、逆に吹奏感が気になります。
個体差ゆえ、ある程度は仕方ないことかもしれませんが、先生がかつてマイネル2000を使用していた時は、そのようなことはありませんでしたでしょうか。
よく覚えていませんが、それほど音程が悪い音はなかったと思います。
第五線のA♭はC管にとってイヤな音で、外れやすい楽器が多いです。
でも音程は高いのが普通なので、低いのはベルに共振しているからかもしれません。
ベルを指で軽くたたいてみて下さい。低めのA♭が鳴ったら共振音だと思います。
A♭は替え指もありませんから吹きながら慣れるしかありません。
いつも正しい音程を意識して吹いていると良くなってくると思います。
プロが使っている楽器は音程がいいと思われているかもしれませんが、同じ普通の楽器です。
むしろよく鳴る楽器は多少音程の癖があると思います。
楽器全体をバランス良く鳴らしているとあまり気にならなくなると思います。
音程をねじ込むような吹き方ではなく、倍音が多く、ブレンドしやすい音色で吹くことも大切です。
小倉 貞行