clarinetクラリネット
演奏会中、曲と曲の間にもスワブを通したほうが良いのでしょうか?
もちろんです。スワブを通すのは,管内に水滴がたまってトーンホールから出てくるのを防ぐためです。管内をのぞいてみて(リードとマウスピースの隙間からうまく覗くと見えます)下のほうまで濡れているようならスワブを通したほうがいいでしょう。学校によっては「練習中・本番中のスワブ通し禁止」というところもあるようですが,それはスワブを通す作業に時間がかかって進行に支障をきたすからと思われます。
プロの奏者はスワブを通す作業も早く,曲間はもちろん,何小節かの休みでサッと通してしまいます。それはトーンホールから水が出て演奏を壊す(プルプルいう)のを恐れる気持ちと楽器を思いやる気持ちから自然に身についたテクニックなのです。あなたもこのテクニックを身につけてみてはいかがでしょう?大浦綾子