clarinetクラリネット
自分はB♭クラリネットを吹き始めて1年足らずなのですが、リード削りに関する知識を何も持ち合わせておりません。最近のリードはカッティング技術が向上しているのであまり削る必要は無い、という意見も耳にしますが、やはりリード調整の術を身に付けるべきか思います。ちなみにリードはバンドレン青箱3半です。
そこで、リード削りの基本や。極端に厚いリードやリードミスがしやすいリードの削り方を具体的に教えていただきたいです。自分でも、いいと思うリードと比べてみて削ったりしてみたりはするのですが、どうも失敗してしまいます。
光に透かして綺麗な山の形になっていればいいと聞きますが、リードがハンドセレクトであろうと自分にはそれもはっきりと見えません・・・。
リードについては人それぞれ意見があるので,私の個人的な意見を書きますが,リードの良し悪しは材質で決まるので,材質の悪いリードは削っても良くなりません。
そして,質は良いけど少し厚いものは削ります。私の削り方は,ガラス板のうえにリードの先端を手前にして置き,利き手じゃないほうの手でリードのおしり部分を押さえて,サンドペーパー(私は320番を使いますが初心者には400番を勧めます)を縦に動かしながら左右に行ったり来たりさせてリードの削れている部分を軽く均一に削ります。
このとき気を付けるのは,力を入れすぎないことと,一ヶ所を集中的に削らないこと,そして先端を削り過ぎないことです。削り過ぎを防ぐため,少し削ったら必ず吹いてみてください。
リード調整は失敗しながら時間をかけて自分流のやり方をみつけるものです。いろいろ研究してみてください。大浦綾子