中学二年でバスクラリネット二年目の者です。
部内でバスクラを吹いているのは私だけです。なので、細かく聞ける人もいません。
質問が多いのですが・・・。
1、口が痛くなることが多いのですがアンブシュアが悪いのでしょうか。
2、軽い音がするのですが、リードが合っていないのでしょうか。バンドレンの3を使っています。レッスンの先生にはそのままでいいと言われています。
3、太い息で吹いて、と言われるのですが効果的な呼吸法などはありますか。
4、今年のコンクールの自由曲で「トゥーランドット」(後藤洋・編)を吹くことになりました。曲中にソ♯からハイB♭の下のシまで跳びます。オクターブよりさらに跳躍するのでいつもシの音が出ません。うまく跳べるコツはありますか。
質問が多くてすみません・・・。
1, 長時間練習すれば、ある程度下唇の痛みは仕方がありません。私は歯に紙をあてるなどの対策をしています。(大多数のプロ奏者は下の歯に何かしらの対策をしています。)そんな対策をしていて、さほど長時間吹いていないのにも関わらず痛いのならアンブシュアに問題があります。下唇でリードを押さえ過ぎだと思われます。
2, 1,の質問にも関連しますが、リードを押さえ過ぎると音色は軽くなってしまいます。3番のリードだと割と柔らかいので、マウスピースに押し付けるような圧力では音が硬くなってしまいます。 使っているマウスピースが判らないので3番のリードが適切かどうか判断は出来ませんが、同じ番号でも個体差がかなりあるので3番半で軽めのリードを試してみると良いと思います。 リードは一つのメーカー、番号にあまり固執せず色々と試してみましょう。
3, これも1,2,の質問に関連します。 質問者さんの奏法はややアンブシュアが硬過ぎるのかもしれません。 リードとマウスピースの隙間が狭まると細い息しか入れられません。 リードとマウスピースの隙間を保ち、喉を開けて(オーと発音するように)息を入れましょう。
4, 跳躍の練習はまず上の音(この場合シ)だけ確実に鳴らす練習をします。 (スラーで跳躍する場合はタンギングせずにシを発音する練習を。) 上の音のツボがとれて来たら、下の音からつなげます。最初は2音の間隔が空いても良いので、徐々にその間隔を短くしていき、きれいな跳躍となります。バス クラリネットの上のシは発音が難しい音です。ここでも喉をしっかり開ける事が重要です。楽器の状態にも大きく左右されます。メンテナンスも大切です。
有馬理絵