clarinetクラリネット
クラリネットを吹きはじめて7年たつのですが、講師の先生にアンブシュアが動くと指摘され、毎日鏡をみながら練習して、少しずつ克服しました。ですが、スタッカートのときになるとどうしても動いてしまいます。美しい音色を保ちながら、美しいスタッカートでアンブシュアが動かなくなる練習方法はないでしょうか?よろしくお願いいたします(--;)
普通にタンギングするときは顎が動かないのにスタッカートになると動いてしまうのは、スタッカートを特別なものと思っているのではないでしょうか?
基本的に、長いタンギングもスタッカートも、全く吹き方は変わりません。
変わるのはリードに舌が付いている時間だけです。
まず、ターターターと長いタンギングをして、その音の後ろ半分を舌で止めてみてください。
つまり、ターッッターッッターッッとなり、ターとッッの長さが同じになります。
その時、リードに舌が付いている時間も息は流しっぱなしで、息の圧力をかけたままにするのが大切です。
スタッカートは短い音を置いていくのでなく、鳴っている音の後ろ半分を止めていくイメージです。
そうすれば、長い音を吹くのも短い音を吹くのも発音や吹き方が同じ事に気付くはずです。
大浦綾子