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クラリネット404|クラリネット|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

clarinetクラリネット

小学校からB♭クラリネットを吹いている、中2女子です。私はパートリーダーをやっていて、パートの人の指導もやっているんですが、どう言ったら分かりやすいか、どうしたら良いか分かりません!教えてください。

1.音程がどうしたら合うか。

チューニングをしてもパート全体でなかなか合いません。

2.自分も含め、音色が汚くガサガサしています。

どうしたらクリアな音になりますか?

3.音が結構揺れるのですがどうしたらまっすぐな音になりますか?

曲中も基礎も音が揺れてしまいます。

4.発音がうまくいきません。

釘がたになっていたり、モヤモヤして後押しっぽくなってしまいます。

5.パートで音がまとまりません。

どうしたらいいですか?

6.タンギングでリードの音がする人や後押し(?)のように聞こえる人やタンギングが全然聞こえない人がいます。どうしたらきれいなタンギングができますか?

1.まず、音程の合った感覚を覚えること。

同じ音を吹いた時に、音程が合ってないと伸ばした音に(ビブラートのような)波ができます。

その波が細かいほど音程は合ってない、波が緩やかになると合ってきたということです。

そして音程が合えば、波は無くなり音は一本に聴こえます。

その感じを耳で覚えることが大切です。

一人がチューナーに合わせて正しい音程で伸ばし、

その音にもう一人が耳を使って合わせるという練習をしてください。

2.開放のソの音をpで吹きながら、雑音が無くて響きの豊かな音を出せるように練習してください。

反応の良いリードを使うことも大切です。

3.ロングトーンの時に、

息をお腹で支えながら一定量を使っていく感覚で音を伸ばす練習をしてください。

4.タンギングをする時は、舌のことではなく"息"のことを考えてください。

息が真っすぐ入ってないと、良い発音はできません。

5.大事なのは「音色」ではなく「音質」です。

みんなが良い音質で鳴っていれば、音はまとまるはずです。

先に述べた「雑音が無く響きの豊かな音」を目指してください。

6.タンギングで一番大事なのは息がしっかり入っていること。

タンギングに問題のある人のほとんどは、息を使えてないだけです。

大浦綾子

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