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クラリネット425|クラリネット|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

clarinetクラリネット

私は高校2年生で,一昨日コンクールのメンバーになったばかりです。

自由曲はB♭クラを

課題曲?をアルトクラを吹くことになりました。

アルトを吹くのは初めてで,音はなんとか出たんですが、、、

音程とか曲を吹くどころじゃないですし、、、

それなのに,今週か来週にテストをすることになりました。(自由曲もするそうです) 自由曲も変拍子になれるので精一杯で

時間もなくて頭がいっぱいいっぱいになってしまって,どうしたらいいか分からなくなってしまいました。

アルトクラを吹くときのコツみたいなものや

この練習したほうがいいなど,なにかあれば教えていただきたいです。

持ち替えで、急にアルトクラリネットを吹くことになって大変ですね。

僕も大学一年生の時にブラスの授業で特殊管を吹くことになったのですが、Ebクラリネットを吹きたかったのですが、ジャンケンで負けてアルトクラリネットを吹くことになりました。

いざ吹いてみましたが、質問者の方と同じように、音は何とか出ましたが(ホェ~~って感じの音でした)、曲を吹くどころではなかったです。

で、吹けないのが悔しくて、Bb管は吹いていたので慣れていましたのでアルトクラリネットをずっと練習していました。

なかなか上手く吹けなかったのですが、ずっと吹いていたらある時何となくコツがつかめた感じがしてだんだん吹けるようになりました。

ことわざにもありますが、「習うより慣れろ」というのが大切だと思います。

「これがコツ!」とはっきり言えないのですが、あえて言うと「地道な作業の繰り返し」がコツです。

吹き方(コツではありません)としては、アルトクラリネットは、Bb管よりもマウスピース、リード、楽器が大きいのでBb管より太いしっかりした圧力のある息を入れて吹くようにします。

Bb管は、息を吹き込むと音が鳴ってくれるところもありますが(表現が難しいですが)、アルトクラリネットは「音を鳴らすぞ!」いう意識でしっかりとした息を入れて吹くと良いと思います。

で、コツの「地道な作業の繰り返し」ですが、スケールをたくさん練習することです。

「ドレミファソラシド~(音階)」「ドミレファミソファラ~(三度の練習)」「ドミソドミソド~(和音の練習)」(~は先の音に続くという意味)を頑張ってやってみて下さい。

テストまで時間がないから焦ってしまいますが、テストよりも先のことが大切ですので、短い時間ですが、自信を持って吹きましょう!

弱気になると、息のスピードや量が減ってしまいます。

必ず上手になりますから、まずは、慌てない、焦らない、心配しすぎないようにして、大きな音で自信を持ってしっかり楽器を鳴らすようにしましょう。

大丈夫ですよ。頑張ってください!

新井清史

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