クラリネットを吹き続けて12年目の大学2年です。アンサンブルの本選が迫っており、アドバイスをいただきたいと思い、質問することにしました。
6重奏で曲は、ガーシュイン作曲、かとうまさゆき編曲、3つのプレリュードです。
この曲はピアノの原曲のように伴奏とメロディーがしっかりと分かれている曲です。メロディラインは、E♭クラと1stクラがほとんどで、2ndクラ、Altクラ、Bassクラ、Cnt.Aクラが伴奏を担当しています。
ここで質問したいのは、中・低音楽器音の飛びと、はっきりさです。ホールに行った時にメロディーの高音2人が飛んではっきりと聞こえるのに対して、どうしても伴奏組の人たちがモヤモヤして音量表現をしているように聞こえません。
大きな音を出すために口の締りが緩んでいたので、そこは直したのですが、近なりがなくなった代わりに下の倍音が減ってしまいなんだか全体で吹いても重心が上がっている軽い演奏に聞こえるようになりました。
もうひとつの質問は、音色のバライティを増やす方法についてです。自分の担当している1stクラは、1楽章から3楽章までずっとメロディーを吹いています。しかし、たまに出てくるpの伴奏や、静かな2楽章の音色に自信が持てません。どうすれば、ホールで少しさみしいようなしっとりとしているのに、はっきりと聞こえさすことができるでしょうか?
たくさん書いてしまいましたが、よろしくお願いいたします。
まず最初の質問についてですか、伴奏の皆さんは、音の出し方よりも音符の表情に問題があるのかもしれません。
もう一度音源などと聴き比べて、音符の長さやスピード感を研究してみて下さい。
二番目の音色のバラエティーですが、息のスピードか大きく関係します。
表情を付けるのは全て息の使い方ですから、そこを意識して練習してください。
大浦綾子