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トランペット265|トランペット|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

trumpetトランペット

息が長く続きません。ロングトーンとかは結構やってるつもりなのですが...。
あと、肩に力が入ってしまってうまく腹式呼吸が出来ません。腹式呼吸のやり方を教えて下さい!
口もすぐにばててしまいます。今すごく悩んでます。どのような練習をしたら良いですか?

「腹式呼吸をしなきゃ」「沢山吸わなきゃ」と思うと、余計に力が入ってうまくいかないものです。

逆に、もう無理!というところまで息を吐いてみてはいかがでしょう?
苦しくて死にそうになれば、自然に思い切り吸えるでしょう。
試してみて下さい。

吸った息は肺に入りますね。その肺は風船のように膨らみます。
思い切りふくらました風船の口を緩めると、勝手に空気が出ていきますよね。
それが楽器を吹くときに自分の肺でできると、とても楽に吹けるというわけです。

あばら骨に沿って手を置きます。
ゆっくり息を吸います。

すると、あばら骨がグググッと広がるのがわかると思います。
肺は縦に沢山膨らむので、空気が入ると胸の辺りが持ち上がり、あばら骨が広がる。
それを手で感じで、「お、入ってる入ってる!」と実感してください。
肩に空気は入りませんが、肺に順調に空気が入っていくにつれ自然に肩も上がっていくのは自然なことです。

内臓の感覚というのはほとんどありませんので(内臓が指先のように敏感だったら、大変です)、あまり腹式呼吸の理屈などを考えすぎると、かえって力んでしまいます。あまり気にせず、誕生日ケーキのローソクを吹き消すつもりで吸ったり、上記のように手で触って実感したりして、遊び感覚でたっぷり吸う感覚を養ってください。

安藤真美子

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