大学1回生で、大学の吹奏学部と一般の吹奏楽団を高校の時から掛け持ちで音楽活動を行っている者です。私は中学のときからトランペットを始めて今年で7年目になります。最近奏法に関して悩んでいることがあります。それは、演奏中(特に曲中でバテてきたのかなと思い始めたとき)に必要以上の力をかけて唇を締め付けたり、マウスピースを押し付けたり、肩に力が入ったり、ブレスが浅くなってしまうクセが直らないことです。中学や高校の時に比べれば、多少は直すことができ、演奏中も常に極力余分な力をかけずに自分の考えているいい奏法、いい音のイメージ(以下の箇条書きのように)
・リラックスして演奏する際に体の余分な力を抜く。
・苦しむような音を客に伝えないように自分の音を録音したり、いい音とは何なのかをよく考える。
・唇のよく振動するポイントを常に考え把握して、吹き込んだ息がすぐに音に変わるようにそのポイントに当てる。
・いい音で響きやすいようにあったかい息を送って喉を開いてリラックスさせる。
・いい音で響かせるためにはどうするか?口の中の容積について考える。
・音を安定させるために肩を動かさずにたくさんブレスをとってはく息の量をキープする。
・身体全体で息を送るイメージ
・いつも広いホールで吹いているイメージ
・プロのトランペット奏者の参考CDをよく聴く
・楽器を吹く際にどの音域においても音質が一定で変わらないようにする。 などなど。
こんな感じで楽に奏することを心がけているのですが、問題は曲中でバテてきはじめたときです。ウォームアップや基礎練のときは自分のスタミナの配分を考えて吹けるのですが、曲練が続くとどうしてもそういうわけにはいかず、バテてきてしまい、ついには先ほど挙げたように唇に力が入ったり、マウスピースを押し付けたり、肩にも力が加わったり、ブレスも浅くなりがちで明るく前に飛ばず、響かない音になってしまいます。直そうとしているのですがなかなかうまくいきません。長々とすみませんが安藤さん、曲中とかでしんどいなと思い始めたときはどうして吹いていますか?余分な力をかけずにいい音をずっとキープするためにはどうしたら、またどういうことに気をつければよいですか??アドバイスお願いします。
しんどい時はマウスピース押しつけますし、力みます。
息をおもいっきり吸うことだけは忘れませんが、あとは、理想なんて考えていられないくらいキツイわけですから(笑)
本番では、どんな状況でも吹かなければいけませんからね。
でも、良い状態がなるべく長く続くに越したことはありません。
いい音が出ている時は、すべてがうまくいっています。音や音楽は頭で作りますから、イメージをしっかり持って、その通りの演奏ができるように練習していく。
[SONG&WIND]です。頭の中にあるSONGを、WIND(息、たっぷりのエア)に乗せて外に出すわけです。
どちらかが足りないと良い演奏にはなりません。その積み重ねだと思います。
イメージについては何も言うことがないくらいキチンとしていると思いますよ。
その調子で日々努力です。安藤真美子