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トランペット232|トランペット|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra
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Q & A by TKWO Players
奏法Q & A

trumpetトランペット

トランペットを初めて二年目になります。

自分は、タンギングがあまり得意ではなく基礎練習でもタンギングの練習を中心にしているのですが、低い音のタンギングがうまくいきません。

高い音に比べて、低い音になると、音が崩れてしまいます。

コツやアドバイスよろしくお願いします。

タンギングは「音を区切る」ものです。

ロングトーンしている音を、息の流れを変えることなく舌で区切る。これが基本です。

タンギングと共に息の流れが乱れてしまうと、音の形が壊れてしまいます。

低い音でのタンギングは確かに不安定になりやすいのですが、上記の事をふまえて、まずロングトーンの音がしっかりしていることが大切です。

音が下がっていくにつれて、支えがゆるんでしまうと、安定感のある低音はでません。

中音域と同じリード(アンブシュア)を保ち、お腹できちんと支えたまま、息を幅広くしながら低音に行くと、しっかりとしたサウンドになります。

そこを舌で区切る、つまりタンギングしていくと、音の形が崩れることなく分割できます。

まずは息の流れを保つために、テヌートで練習しましょう。

スタッカートも舌で息をせき止める時間が長いだけで、息の流れはテヌートと同じです。

タンギングをしているときはつい子音に気を取られてしまいますが、母音を大切に。

息の形が音の形になりますので、常にロングトーンの意識をもって練習してみてください。

安藤真美子

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