私は高校2年生で、小学校5年生からトランペットを吹いています。私の学校は行事がたくさんあって行事があるたびに調子が悪くなります。行事が終わったと思ったら調子がよくなってという繰り返しです。吹いているとだんだん音が出なくなってしまって、マウスピースでは音が出ないのに楽器に付けると音が出ます。吹いていると唇が広がってだんだん音が出なくなります。
アンブッシュアが定まりません。
口のケアができていないからですか?
それともマウスピースが合っていませんか?
本番に向けてのコンディション作りがうまくいかないということでしょうか。
もう少し詳しく状況がわからないと何とも言えないのですが、本番が近くなって合奏の時間が増えると、調子を崩すということはあり得ます。
自分の音がよく聞こえない状態で、どんな音で吹いているかよくわからないまま無理して演奏を重ね、奏法が崩れたり、
大きな音や偏った音域を集中的に吹いて、口が開いてしまったり・・など、理由はいろいろありますが、
要するにペースを掴めずバランスをくずしてしまうという状態です。
もしも思い当たることがあるようでしたら、合奏の前後の自分の練習時に少し気をつけて、本番に向けて調子を上げていけるようにしてみてください。
例えば、
大きい音を沢山吹いたら、個人練習では柔らかく小さな音を中心に。
高い音を沢山吹いたら低い音を。
速く細かい動きが多かったら、ロングトーンで音色を再確認して、速いパッセージもゆっくり練習して、いい音で吹けているかチェック。
前日吹きすぎたら翌日はウォーミングアップをゆっくりやって調子をみながら。
などなど、かたよらないように工夫することが大切です。
また、本番の前日は練習しすぎないということも大事です。
前日にいくらあがいたところで、そう急に上手くなるものでもありませんし、かえって疲れが本番の日に残ってしまう可能性もあります。
もし先生が沢山練習するから休めないということでしたら、上手にサボってください。
本番上手くいくことを一番に考えて。
アンブシュアやマウスピースについては実際に見せていただかないとわかりませんが、
ノーアタックで楽に音が出る場所がいいと思います。また、フレキシビリティの練習を多く取り入れると、アンブシュアが安定してくると思います。
それについては、他の質問の回答にヒントがあるかもしれませんので、参考になさって下さい。
安藤真美子